みなさんこんにちは。ファイナンシャルプランナーの岩本です。

今日、中年の危機がよく話題になる。45歳ともなれば、全盛期に達したことを知る。同じ種類のことを20年も続けていれば、仕事はお手のものである。学ぶべきことはさしてない。仕事に心躍ることはない。

これは現代のマネジメントの巨匠ドラッカーの言葉です。
私は48歳の時に転職をして現在は株式会社OK保険サービスで働くことにしました。前職が嫌いだったわけではありませんが、心躍らない未来を目の前にして軽く絶望していました。
20代は勉強に明け暮れ、30代で販売員として一人前になり、40代で店長として閃光のように実績を挙げ・・・たところでこれが逆回転してゆくだけの未来が見えてしまったわけです。結果の分かったゲームほど面白くないものはありません。正直もう少し早く決断していればよかったと思わないではありませんが、10年単位で変化が訪れ、それなりに楽しかったので気づけなかった自分を責めるつもりはありません。それに、今こうして新しい環境でチャレンジできているわけですから。

そんな私からの提案を一つ。転職して得た私の最大の知見です。
社会人は5年ごとに職務経歴書を書きましょう。自分が過去の5年間で何を成し、次の5年間で何を目指すのか・・・これが明確であれば、年齢と実績のギャップに負けずにタイミングを逃さずチャレンジできるでしょう。
今の所属のまま職域を変化させるのか?
別の組織に移るか?あるいはスタートアップか?
現状維持か?
正解はありませんが、これなら納得のいく社会人人生を送れるはずです。そうです。私は転職を考えるまで職務経歴書を書いたことがなかったのです。軽く絶望もすれば転職も大変だったわけで。私はここに記しておきますが、53歳になったらもう一度職務経歴書を書こうと思います。転職するためではなく、充実した人生を送るために。