みなさんこんにちは。社長の増田です。
今回は介護について考えたいと思います。この介護は、自分の介護ではなく、今問題となっている親の介護になります。親が介護状態になったり、認知症の症状になった場合、自分の就業にも影響を及ぼすことになります。自宅介護の場合、時短勤務や退職を余儀なくされる場合も考えられます。介護には、肉体的な苦痛と精神的な苦痛を伴います。公的な介護保険で一部をカバーすることもできますが、それ以上を望む場合、金銭的な問題が発生します。
介護期間の平均値は約4年7ヶ月、同じく金額の初期費用の平均値が69万円、月額は7.8万円になっています(公益財団生命保険文化センター平成30年のデータより)。
介護の苦痛を少しでも和らげるには、自分の親との十分な話し合いと、介護費用を協力して準備する必要があると考えられます。預貯金・保険・資産運用等の資金調達手段、そして被介護者がどのような介護を望み、介護者がどこまでの介護を許容するか。お互いの経済状態や体調も日々変化していきますので、構えず定期的に話し合えるような関係を築けるのが望ましいでしょう。