みなさんこんにちは。ファイナンシャルプランナーの岩本です。
前回は現金決済に対するクレジットカード決済の優位性の一例をあげさせていただきました。今回は一人一人に対するベターなクレジットカードの選び方をお伝えします。
結論から言うと、現状の生活に密接に関わっている経済圏を基準にクレジットカードを選ぶとよいでしょう。携帯キャリアがdocomoならDカード、ネットショッピングがamazon中心ならamazonマスターカード、paypayを便利に使用したいならYahooJapanカードといった具合です。
以下に注意点をあげていきます。
① 年会費が完全無料のカードを選びましょう。
実質無料は完全無料と違いますので要注意です。
② ポイントバックは、還元率だけでなくポイントが使いやすいかどうかで選びましょう。
ポイント還元率ではエポスゴールドカード>オリコ・ザ・ポイントカードですがエポスゴールドカードはTポイントに振り替えることは基本できません。
③ カードの所持数は少ないほうが良いです。
趣味でポイ活でもしているのでもない限り、複数カードのポイント管理は負担にしかなりません。
複数カードを所持する場合は、ポイントバック以外の目的意識を持ちましょう。
④ クレジットカードの使用額を可視化するために家計簿管理アプリを有効活用しましょう。
マネーフォワードがPCでもスマホでも使えて便利です。
⑤ カードのブランドは現状ではマスター>ビザ>JCB>アメックスです。
JCBは日本発の国際ブランドなので応援したいですが使えない場面が多いです。
ちなみに私が本格的にクレジットカードに決済を集中させようとしたきっかけは、トヨタで自動車を購入するともれなく加入させられるTS3カードの存在でした。電子マネーのクイックペイ搭載、ETCカード一体型というとてもスマートなカードでした。ところがこのカードは先にあげた①と②の条件に合致しません。カードの便利さに気づかせてくれた貴重なカードでしたが、ローンを繰り上げ返済し、解約することにしました。
私のメインカードは、オリコ・ザ・ポイントカードですが、これは○○経済圏というものに縛られたくないという損得を超えた私の意志によるものです。ベストというものがないのはこのような感情からは逃れられないからなんですよね・・・
ご相談にはいつでもお答えしますのでお気軽にお申し付けください。