みなさんこんにちは。ファイナンシャルプランナーの岩本です。
今回は眼鏡の話です。保険でも社会保障制度の話でもありません。
私の眼鏡の購入場所は、999.9→眼鏡市場→OWNDAYS・・・と変遷しています。独身時代から今に至るというとわかりやすいです。眼鏡が高級品であった時代から、弐萬圓堂に端を発する第一次価格競争を経て、現在の第二次価格競争の果て、と順調にデフレの波に乗っています。結婚してから常に貧乏なんですよね・・・
今OWNDAYSで買っているのは、OWNDAYSをモデルにした不死鳥フェニックスという勝地涼主演のドラマが面白かったから、というとてもミーハーな理由です。AmazonKindleのあとがきで寄付を募っており、寄付の金額がそのまま店頭での割引クーポンになるという凝った仕掛けの販促もありましたが、店舗を見てみたかったというのもあります。そこで購入したのはSnapというアタッチメントの付け替えで眼鏡にもリーディンググラスにもサングラスにもなる、というお買い得なシリーズでした。
2年後、再び店舗を訪れると、Snapはサングラスとブルーライトカットのコンパチと微妙に路線変更しておりました。聞いてみるとリーディンググラスは売れなかったそうです。私は、便利だったから追加購入をしようと思ったのですが!店頭のスタッフも入荷時は画期的だ、と思ったそうなんですが!現実は厳しいです。冷静に考えれば、若者に支持されているOWNDAYSでリーディンググラスの需要って?となっても仕方がないわけで。ちなみにライバルJINSでもこのコンパチリーディンググラスはストックという悲しい状態になっていました。
私は主に自宅で一本目を使用していましたが、それが悔やまれます。さっさともう一本買って外で使用していれば多少の宣伝効果?はあったのに、と。何が言いたいかというと、資本主義体制下では、気に入ったものはファンとして買い支え、さらに露出させないとこのように姿を消していくことになる、ということです。消費者として振り回されるより、ファンとして商品やカテゴリーを育てていく方が、面白いと思いませんか?